物忘れはついついがちですが、その頻度が多いと不安になることが多いです。
自分は他の人よりも物忘れが激しいと思っている方は、ちょっとした習慣を身につけるだけで物忘れを防ぐことができます。
この記事では、物忘れを防ぐための5つの習慣をご紹介します。
物忘れは誰にでもあるもの
皆さんは「私ってなんでこんなに物忘れがひどいのかな?」と思ったことがあるでしょうか。
筆者自身も物忘れに悩まされた時期がありましたが、「私だけが物忘れがひどい」と思っているのであればそれは誤りで、実は誰もが物忘れに悩まされたことが一度はあるものなのです。
物覚えが良いように見える人でも実はちょっとした工夫をして物忘れを防いでいるのであって、完璧に物忘れをしないというわけではないのです。
物忘れが多い人は損をする
物忘れが多い人は往々にして損をすることが多いです。
物忘れというのは、「家に何かを置いてきてしまった」という物理的なものだけではなく、「友達との約束を忘れていた」「やるべき仕事を忘れていた」などの時間的なものも物忘れに該当します。
上記で挙げたような物理的な物忘れ、時間的もの忘れを繰り返す人には「この人に何かを任せるのは不安だな」という印象を与えるようになり、結果的に信頼を失うことにつながるのです。
信頼を失うと、友人とは疎遠になったり、仕事は任せられなくなって収入が得られなくなったりとまさに負のスパイラルに陥ってしまうのです。
物忘れが起きてしまう原因
物忘れが起きてします原因はいくつか考えられます。
精神的に疲れている
プレッシャーや疲労等の負荷が継続的にかかり続けると人間の精神は参ってしまいます。
その結果、普段は何事もそつなくこなせるような人でも正常な判断ができなくなったり、物忘れが増えたりしてしまうのです。
キャパオーバー
キャパオーバーとは、簡単に言ってしまえば自分の能力の限界を超えてしまうということを指します。
作業を複数抱えていたり(マルチタスクを抱えている)、期限に追い込まれたりしていると能力的に処理できない物事が多く生じてきます。
そちらにばかり意識が集中してしまうことによって、物忘れをしてしまうのです。
一つの物事に集中すると、他のことを忘れたりしてしまう人はキャパオーバーに該当することが多いです。
変な慣れや過信
変な慣れや過信というのは、物忘れを誘発する最大の敵です。
慣れや過信が生じる対象は常に、自分が得意だと思っていることやルーティーンで日々繰り返していることです。
最初の頃は慣れていないがために、しっかり行っていたチェックや確認がだんだんとおろそかになり、小さなケアレスミスや漏れが出てくるのです。
このケースでは最近物忘れがひどいというよりも、自分の心構えの問題に起因します。
物忘れを防ぐための習慣
さて、いよいよ物忘れを防ぐための習慣をご紹介します。
常にメモを取る
メモを残すというのは物忘れを防ぐ上で非常に有効な手段です。
メモ帳、スケジュール帳、携帯でもなんでもいいのでとにかく自分がよく使う媒体に記録として残す癖をつけましょう。そうすることで物忘れをする確率はぐんと下がるはずです。
またメモを取る上で、絶対に心がけておくべきことは言われた瞬間にメモを取るということです。
「言われたことを後でメモしておこう」「話の途中だから遠慮しよう」という意識でいると、後で思い返すことは難しくなります。
一言断ってでも、すぐにメモに残すことがコツです。
物事に取り掛かるときは初心を忘れない
物事に繰り返し取り掛かっていると、どうしても変な慣れというものが生じてきます。
慣れが積み重なってくると次に訪れるのは過信です。
自信を持つことはいいことですが、過信すなわち過剰な自信というのは人の判断力やチェック力を著しく損なわせます。
ですので、物事にとりかかる際は初心を忘れずに、繰り返しチェックや確認を行うように心がけましょう。
作業の合間に休憩を摂る
人間の集中力には限界があります。ずっと作業を続けていると脳も疲れ、正常時よりもパフォーマンスが著しく落ちてしまいます。
一見、勉強にしろ仕事にしろずっと続けた方がはかどるように思えますが、脳はヘトヘトです。
ですので、時折作業の途中に休憩を入れることで脳のパフォーマンスが常に高く維持されるようにすることで物忘れによるミスを防ぐことができます。
しっかりと睡眠食事を摂る
上述の休憩の話にも関係してくることですが、体を健康的に保たないことには脳もしっかり働けません。
例えば、終わらない仕事があって徹夜をしたとしましょう。
そうなると、翌日の脳の働きはお酒に酔ってほろ酔いの時ほどにまでパフォーマンスが低下するそうです。
また、徹夜で崩したリズムは2週間ほどかけないと正確に元に戻らないということも最近の研究で明らかになってきているそうです。
健康的な睡眠と食事を心がけることがまずは物忘れをしないための大事な基盤になると言えるでしょう。
マルチタスクに慣れる
2つの仕事を同時にこなすとうっかりもう1つの方で作業を忘れてしまう、ということが多い場合はマルチタスクになれることが効果的です。
その練習方法としては料理が非常にオススメです。
料理というのは複数の工程を同時に並行させながら、調理を進めていくというものであるためまさにマルチタスクです。
他にも色々ありますがまずは料理になれることで、マルチタスクになれることで物忘れを防いでいくことができるかもしれません。
まとめ
リソウノジブンの解答
・精神的な疲れを溜めないために、こまめに休憩と健康的な睡眠食事を欠かさない
・変な慣れや過信が生まれないよう初心を忘れない
・キャパオーバーにならないようにメモを取ったりして能力を補完する
いかがでしたか?
どの習慣も日頃から心がけることができるものばかりだったはずです。
物忘れに悩まされているのであれば、ぜひ上記を実践してみてください!効果があるはずです。