理想の自分を叶えるために日々いろんなことにチャレンジすることはとても大切なことです。
しかし、がむしゃらに突き進むだけでは道を見失ったりして結果的に遠回りになってしまうことも。
この記事では振り返ることの重要性についてご紹介します。
理想の自分に本当に近づいているか
理想の自分を追求しているときというのはとても楽しく、充実しているものです。
何事に取り掛かるときも常に自己実現を意識しているので、成長していることを「実感」できるように感じていると思います。
しかし、何かに夢中になるときにはしばしば目の前のことばかりに注意がいってしまいがちです。
ですので、長い目で見たときに本当に理想の自分に近づくことができているのかは常にチェックが必要だということを忘れないようにすることが大切です。
環境や時代の変化に対応できているか
自分が正しいと信じてやっている今の理想の自分を叶えるための学習が、本当に最短距離で目標の実現に向かっているかどうかは、環境や時代の変化によっても変わってしまうのです。
例を挙げると、かつては中学高校でいい成績を残し、有名大学へ進学し勉強することが理想の人生とされていました。
しかし、近年は誰でも大学に入学することができ、インターネットの普及で大学の論文等にアクセスして自分で学習できるようにもなりました。
また、有名になりたいという理想を持てばかつては事務所のオーディションに応募するなどして他人の力を利用するほかありませんでしたが、YoutubeやSNSのおかげで才能さえあれば誰でも有名になれる時代になりました。
常に自分の今の立ち位置を確認するとともに、環境や時代を考慮して理想の自分を目指すようにしましょう。
では、自分の立ち位置を確認するためにはどのような方法があるのでしょうか?
振り返りが最も有効な手段
自分の立ち位置を確認するときには振り返りがとても有効です。
振り返りをしない人は軌道修正しないまま全力で明後日の方向に走ってしまう人が多く、その場合時間も労力も無駄になります。
ですから、振り返りを行うことで立ち位置を明確にして軌道修正しつつ理想の自分を目指せるのです。
振り返りを行うために具体的な方法としては3つあります。
1週間に1回自分の行動を見返す
1週間に1回自分の行動を覚えている限りでいいので、書き出してみましょう。
正確に曜日まで書き出す必要はありません、自分の取り組みと方向性を確認できればいいのです。
そこで本当に今週の取り組みが理想の実現に役立っているのかを確認するのです。
ここで重要なのは1週間に1度というスパンです。
1日でもなく、1か月でもなく1週間がいい理由は行動を振り返りやすいからです。
1日で行動を見返すと1日スケジュールが思い通りにいかないとモチベーションの低下につながってしまいますし、逆に1か月で行動を見返すと今度はなかなか思い出しにくい事態に陥ります。
1週間であると、週に何回自分は物事に取り組み、今週取り組んだことは理想の自分の実現につながることであるのかを程よいタイミングで振り返ることができるのです。
定期的に友人と議論する
今の自分の方向性が本当にあっているのかを、1ヶ月に2、3回でも友人と議論することで思わぬ気づきや発見が得られる可能性が高いです。
上記でもお話ししましたが、理想の自分を叶えたいと挑戦し続けるのは素晴らしいのですがゴールとは全く違う方向に走り続ければいつまでたっても自己実現はできません。
一度友人と軽くでもいいので議論する場を設けてみて、意見をもらうことの価値に気づいてみてください。
客観的な意見は自分の振り返りになる材料として、とても貴重です。
メンターを見つける
ペースメーカーの役割を果たしてくれる上に、適切なアドバイスをくれる存在がメンターと呼ばれる人です。
簡単に言ってしまえば、教師のような存在がメンターにあたります。
どうしても自分の位置がわからなかったり、振り返ろうと思ってもなかなか習慣にできない時はいっそ頼み込むといいでしょう。
できればメンターはあなたが目指そうと思っている理想に近い人がいいでしょう。
必ずやその道の先駆者としてあなたを手助けしてくれるはずです。
まとめ
リソウノジブンの解答
・理想の自分を叶えるためには定期的に立ち止まる振り返りこそが最短ルート
・1週間に1回自分の行動を振り返る
・友人やメンターとなる人に客観的な意見やアドバイスを求めよう!
いかがでしたか?
一見すると振り返りをすることによって遠回りをしているようですが、長い目で見れば寄り道する可能性がうんと減るので、理想の自分を叶えるためには最短ルートになりうるのです。
あなたも一度自分の歩んでいる道を振り返ってみてはいかがでしょうか?