今後の人生は20代の過ごし方一つで決まると言われており、20代のうちに何をやっておくかで今後の人生に大きな差がつく可能性があります。
今回は貴重な20代に何をしておくべきかについてまとめてみました。
20代とは人生で最も重要な10年
20代、40代、60代と様々な年代がありますが20代は最も重要な10年です。
というのも今後の人生を決定づける出来事がこの10年にほとんど起こりうるからです。
20代には就職活動を迎え、社会に出る方が多いでしょう。
そこで初めて自分の人生と真剣に向き合い、自分の人生を決定づける選択をします。
そこで就職がうまくいかなかったり、自分の実力を思い知ったり、人間関係に悩んだりと様々なことに思い悩むでしょう。
20代のうちにパートナーを見つけ、結婚する人もいるでしょう。
誰かの人生に責任を持ち、養うというプレッシャーと日々戦いながら1日1日を生きていかねばなりません。
20代には新しく立ち向かっていく試練が数多く存在し、がむしゃらに様々なことを学び本当の意味での大人になっていく過程であると言えるのです。
そんな20代にやっておくべきことをご紹介します。
20代は人生の中で最も重要な時期であると意識する
20代はとにかく忙しく、自分が今どのステージにいて何をしているのかもよくわからなくなってくる時期でもあります。
しかし、20代ほど多感かつ物事を吸収できる時期は他にありません。
何事にも積極的に取り組んでいくエネルギー、体力は今後取り返せないものです。
いかにめまぐるしい環境の中でも20代が人生の中で最も重要な時期であることは常に意識して1日1日今日は自分は何を学んだか、何を得たかを振り返ることを習慣にしましょう。
やりたいと思ったことがあればとにかくチャレンジ
自分がやりたいと思ったことがあればとにかくチャレンジしていきましょう。
チャンスというのは待ってくれません、その瞬間に判断しなければもう二度と訪れないなどということがしばしばあるでしょう。
「できません」と安易に投げ出すことばかりしていると、せっかくの学ぶチャンスがみるみる減っていきます。
「できません」を積み重ねていくと、30代、40代になった時に「あいつは何もできない人間」というレッテルを貼られてしまします。
そうならないためにも何事もチャンスがあれば「やります」と挙手して自分はチャレンジャーなのだという精神で向かっていくことが大切です。
失敗しまくる
失敗したからといって死ぬことはありません。
20代のうちは仕事で失敗や間違いばかりを犯し、叱咤されることが多いでしょう。
しかし、それは期待の裏返しで早く成長してもらいたいからこそ叱咤してもらえるわけです。
30代、40代になって叱咤されている方を見るとどうでしょう?少しいたたまれない気持ちになるはずです。
そうならないためにも若くて大目に見てもらえるうちにたくさん失敗して、自分の経験の糧としましょう。
ただ、失敗だけしてそこから何も学び取らないのが絶対にやめましょう。
失敗から何がいけなかったのかを学びとり、次回トライするときの教訓として活かすことが大切です。
貯金よりも自己投資
将来のために貯蓄するという考えも素晴らしいですが、できる限り20代のうちは自己投資にお金を使うことが有意義です。
ブランド品や高価な奢侈品を購入することは単なる浪費ですが、自己投資はゆくゆくは自分に返ってくるものです。
資格を取るための通信講座に申し込む、英会話の塾に入塾する、ビジネスに関する本を購入する。
上記はいずれも自己投資です。
形あるものはいつか風化し価値が無くなりますが、自己投資し身につけた知識はあなたが死ぬまで価値がなくなることはありません。
長期的な目で見れば脳の柔らかい20代のうちに自己投資して様々な知見を養っておくことを強くオススメします。
運動と食事で健康な体を作る
筋トレをしてボディービルダーのような体躯を手に入れろ、というわけではありません。
適度な運動と食事によって健康的な体づくりを意識したほうがいいということです。
「体は資本」という言葉がありますが、働くためにも何をするにもまずは健康な体がなければ何もできません。
体作りの基礎や習慣も20代のうちに身につけておかないと、30代、40代になった時に急に運動や食事の習慣を改めようと思っても難しいものです。
20代のうちにぜひ、運動と食事の習慣は見直しておきましょう。
徹底的に人と交わり人間関係を学ぶ
様々なコミュニティに飛び出していって、いろんな人と交流しましょう。
目上の人への接しかた、同年代の人との接しかた、年下の後輩にあたる人との接しかたなどケースに応じた処世術が社会人には必要不可欠になってきます。
カジュアルな場においても、フォーマルな場においてもその時々の雰囲気に応じた適切な立ち振る舞いというものが暗黙の了解で存在するため、それらを20代のうちにできる限り学んでおくことで今後の人生で恥をかくことを防げます。
異性を知る
「男は苦手」「女は扱いづらい」と異性を遠ざけてはいけません。
むしろ積極的に関わっていくように意識しましょう。
異性間でどのような距離感を掴めばいいのか、異性は一体どのようなことを好みどのようなことを嫌うのかなどということを学ぶことがとても重要になってきます。
というのも若いうちに異性間の距離を掴めない場合、妻子持ちになってもズルズルと愛人を作ってしまったり、会話をするときも異性を知らない人は相手の興味が尽きているにもかかわらず喋り続けたりしてしまいます。
早い段階で異性との関わり方を学び、昼ドラのようなドロドロした悲劇を演じないように20代のうちから気をつけておきましょう。
社会での偏差値を上げる
高校、大学と進んできた中でいわゆる「勉強ができる」ということと、社会で「仕事ができる」ということはまったく次元の違う事です。
出された問題に正確に答える事を要求された勉強と、明確な正解のない仕事に自分なりの答えを上司に提示する事は明らかに性質が異なります。
また、仕事ができるだけにとどまらず社会ではビジネスマナーなどの立ち振る舞いや哲学や時事などの教養も総合して判断されるため、多方面に秀でている必要があるわけです。
したがって社会でうまく立ち回るために、社会での偏差値を上げる事を意識しましょう。
人生のロールモデルになる人を見つけ学ぶ
30代手前までに自分の人生のお手本となるような人を見つけて徹底的に学ぶ事が自分の理想を体現するための手っ取り早い近道です。
目標となる人物がいて、その人物が近くにいることで自分の目指すべき位置も明確にしやすい上に、近くにいることで真似もしやすいのです。
お手本となる人のいいところだけを真似て、悪いところは反面教師にしつつ積極的に学びましょう。
もちろんロールモデルとなる人物が書物上の人物でも問題ありません。
その人の生き様から学べることがあるのであれば、学び取る場所はどこであろうと関係はないのですから。
育ててくれた親への感謝
いうまでもなく、今のあなたがあるのは親が大切に育ててくれたからです。
そんな親に「ありがとう」という気持ちを伝えることは決して忘れないようにしましょう。
親もまた、20代を生き抜き、親としての責務を果たした立派な人生の大先輩なのです。
上京して一人暮らしでどんなに忙しくてもせめて正月だけでも実家に帰り、親と過ごすことを心がけましょう。
親は誰よりもあなたを理解する人間です。
辛いことや悲しいことがあっても親身に寄り添ってくれる唯一無二の存在です。
そんな親をないがしろにすることは決してないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上記で挙げた例以外にも20代に取り組むべきことはたくさんあります。
今回はとりわけ重要なものだけをチョイスしてご紹介しました。
リソウノジブンの解答
・20代は人生の中で最も重要な10年だと自分に常に意識させること。
・失敗を恐れず何事にもチャレンジすること。
・人生のお手本となるような人を見つけ、その人の生き様から徹底的に学ぶ。
・親孝行を忘れない!
この記事を読まれているあなたが20代であれば、ぜひ今日から上記の項目を何か一つでも心がけることができれば今後の豊かな人生の形成に大きく貢献してくれることは間違いないでしょう。